韓国語の存在詞「있다」「없다」は人と物の両方に使える!
- 公開日 : 2014年03月10日
- 更新日 : 2016年01月03日
日本語と韓国語の違いで、ちょっとした事ですが勉強したのでご紹介します。
日本と韓国の存在詞の違い
日本語で人や動物を指す時は「いる」「いない」と表現し、「人がある」「人がない」とは言わないですよね。
逆もしかりで、物に対して指す時に「ある」「ない」と表現しますが「物がいる」「物がいない」とは言いません。
韓国語は、人であっても、動物であっても、物であっても、「있다(イッタ)」の「ある、いる」、「없다(オプタ)」の「ない、いない」で表現する事ができるようです。
これは、英語の「there is(ある、いる)」と一緒のようで、どんな時でも存在詞が一緒なので、覚えやすいですね!
韓国語の存在詞「있다」「없다」
- 있다
- イッタ
- ある、いる
- 없다
- オプタ
- ない、いない
人物の時は、日本語では「人がいる」となりますが韓国語では
- 사람이
- 있다.
- サラミ
- イッタ
- 人が
- いる
となり、「物がある」と言う場合でも韓国語では、
- 물건이
- 있다.
- ムルゴニ
- イッタ
- 物が
- ある
と「있다」を使用します。
逆に日本語はなんで「いる」「ある」と分かれているの?
ここで疑問が出てきました。逆になんで日本語には、人・動物などの場合には「いる」を使用し、物などの場合には「ある」を使用するのでしょうか?
調べてみるとこんな論文を見つけました。
論文 「存在表現「ある」「いる」の意味」
山本 雅子 教授
参照元:愛知大学ホームページより
・・・国語の成績が2だった理系の僕には、読んでもさっぱり分かりません。。。ㅋㅋㅋ
たまに人を指す時にも「ある」と使う事があるってことも言ってますね。。。
・・・奥が深いってことだけは理解出来ました!ㅋㅋㅋ
なんで僕は日本語が話せるのでしょう?ㅋㅋㅋ
以前、外国の友人の
「英語って難しいよね。」
と話をしたら、おもむろにカバンから六法全書でも取り出すのかというくらい分厚い「日本語の勉強本」を僕の前に置き一言・・・
「これでも英語が難しいって?」
何も言い返せなかった事を思い出しました。ㅋㅋㅋ
日本人でも、「いる」「ある」をちゃんと説明できないのに、外国の方にちゃんとした日本語を話してもらうのは酷な話ですね。。。
今、韓国語を勉強していますが、僕がなぜ日本語を話せるのか疑問に思ってきました。ㅋㅋㅋ