日本企業が韓国学生を雇った方がいい、5つの理由!
- 公開日 : 2016年03月07日
- 更新日 : 2016年03月21日
日本の企業が就活生の争奪戦を繰り広げていると話題になっているようです。就職氷河期という時代が過ぎて、働きたい人に働ける場所があるって、やっぱり景気が良くなってきているのかもしれませんね。
ただ、争奪戦の中で、もっとより良い優秀な人材を求めるなら海外にも目を向けた方がいいと思います。韓国の優秀な学生たちが日本で働こうと、日本で就職活動を行っているようです。
そんな韓国学生を雇った方がいい理由を5つあげてみたいと思います。
理由の前に日本の就活生争奪戦「売り手市場」の確認
今年に入ってから株価が下がったり、景気の心配がありますが、どちらかというと日本では景気が回復傾向にあり、大学生の就職率が90%を超え、リーマンショック以前の水準に戻ってきているという情報もあります。
まぁもともと就職難と言われてた時も、選ばなければ仕事あるのに。と私は思ってましたけど、自分のしたいことやりたいことをするためだったら、就職浪人してもいいと思います。
わたし自身、したいことをするために何度も会社をやめてますからね。
また人口減少も始まってますから、企業としても優秀な人材を早く確保したいという思いもあるでしょうし、うちにきてくれ!という思いで企業側も必死にアピールしてくるんですね。テレビでもそういった特集が放送されているようですね。
TBSの安住アナの番組で、日本で就職しようと勉強に励む韓国人の若者を紹介していたが、いくら売り手市場といってもそれは外国人のためではないし、簡単に日本での労働が認められるわけでもないはずだがどうなんですかね。どちらにしても日本が嫌いな人たちには入って来てほしくないですね。
— 山際澄夫 (@yamagiwasumio) 2016年3月5日
そりゃ外国人のためじゃないですけど、優秀な人材を活用しなくてどうするんですかね?
また後で述べますが、日本が嫌いな人たちには入ってほしくないっていう部分があってるようで違うんですよね。
韓国学生の就職難はうそ?働けるのに働かない韓国の就職事情
現在韓国では、景気が悪く大変な就職難。。
2年前の動画ですが、韓国の大学生の就職率が50〜60%。しかもその中には軍隊やアルバイトも含まれているので、正社員・契約社員だけの就職率をみるとなんと20%前後のようです。
福岡TNCスーパーニュース 韓国の若者たちが日本で就職活動奮闘中
めちゃくちゃ厳しいですよね。
ただこの数字に騙されてはいけないのが、韓国の就職事情。
韓国の優秀な学生たちは、大手企業での就職を望んでおり、そこが受からなければ、就職浪人になってまた翌年大手企業の試験を受けるという方が多いのです。
みんなが大手企業ばかり働こうとして、中小企業に就職をしないため、極端に就職率が低いのです。
異常な状態だとは思うのですが、韓国の中小企業は日本の中小企業よりも給料が低く「そんなところで働いていたら生活ができない。」「中小企業では結婚ができない。」などの空気があり、多くの人が働けるのに働かない就職浪人になっているのです。
そんな韓国学生を日本企業は雇うべき
そんな韓国学生の事情を踏まえ、日本企業は優秀な韓国学生を雇うべきだと思います。
韓国は韓国でいろいろ努力するでしょうが、日本政府は日本の若者…
/ 「韓国の若者よ、日本で就職しよう!」 韓国協会が支援方針 すでに説明会開催 – https://t.co/EGwCa2QlaZ— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2016年3月1日
韓国ではもう日本企業に就職を斡旋するような支援が始まっているようですね。
韓国の優秀な人材が余っているので、このグローバル社会に立ち向かっていく中で使える場所がたくさんあると思うんですよね。そんな彼らを雇うべき5つの理由をあげてみたいと思います。
1. 3言語以上話せるマルチリンガル TOEICは900点以上が普通
まず韓国の大学に入ることが困難。日本でも知られている通り韓国では過酷な受験戦争が起きています。
高校生は毎日夜10時まで学校で勉強。部活動はほぼありません。学校側も部活をさせずに勉強をさせ、いい大学に入学させようと必死なのです。
なので必然的に学力の高い学生がものすごく多く、TOEICの点数も990点満点中、900点を超える方が普通で、みんなは930点なのか、950点なのか、10点単位の競争をしています。
そして日本で働くので当たり前ですが、日本語も話せます。日本語の能力を測る「JPT日本語能力試験」でも900点を超える方が多く、こちらも10点単位の競争をしています。
韓国語、英語、日本語、さらに話せる方はフランス語や、中国語を勉強している方もいるため、これから世界に発信していく企業にとっては必要な人材が眠っています。
2. 変化の時代についていけるスピード感。パルリパルリ文化
変化とスピードが求められる今の時代におてい韓国の方の持っているとされる気質「パルリパルリ文化 빨리빨리문화」というものが生きてきています。
パルリとは韓国語で「빨리 = 早く」という意味で、なんでも「早く早く」と行動したりすることから、言われるようになったようです。
日本よりも早くネット社会の波に乗り、スマホ等で韓国企業が世界市場を席巻できたのも、このスピード感があったからだと私は思います。
今の日本企業には足りない、新しいもの・良いと思ったものをすぐに取り入れるという行動力等を補ってくれる存在になってくれると思います。
ただ、私が韓国企業で働いた経験から、行動がものすごく早い反面、後先考えず行動し、失敗してしまうこともよく見かけたので、そこは日本の慎重さとコラボしてプロジェクトが成功するように努力する必要があります。
3. インターンを複数経験、男は軍隊で鍛えられてくる
韓国ではいい大学、いい会社に入るため、学業だけでなく、インターン等を複数経験している方が多いです。
そのインターンですら競争率が高く、みんながインターンをやっているため、他の人に負けないためにさらにもう一つもう一つと複数の経験を積み、大学や企業にアピールします。
また、韓国の男性は大学に入学したらまず、大学を休学し軍隊に2年間通う方がほとんどです。
2年間の軍隊生活で厳しい上下関係や軍隊の訓練に耐え凌いできますので、年上を敬う礼儀や辛いことに耐え抜く忍耐等を身につけてきます。
インターンや、軍隊で得た経験を実践で生かしてくれる人材がたくさん存在しています。
4. 成果主義の時代。会社は辞めてもらって結構。
今までの日本企業は年功序列の企業体制で、能力がなくても高い給与を貰える方がいました。
正直企業にとって歳をとって実力がない方はお荷物でしかありません。そういった方が増え、会社を圧迫して潰れていった企業もたくさんあります。
年功序列がなくなりつつある今の時代だからこそ、能力の高い韓国学生を雇い、会社に貢献してもらいましょう。そして何年かすれば母国の韓国に帰ったり、能力を身につけて転職したりすると思います。
それでいんじゃないでしょうか?
ずっといてもらって高い給与を支払うよりも、また新たに人材を雇い安い給与に抑えることもできますし、変化が大きい今の時代に、その時にあった必要な人材を集め活動していく方がメリットが大きい気がします。
これからの時代は、今までのように社員を過剰に守るような仕組みではなく、副業が可能な会社が増えてきているように自分の稼ぎは自分で作る時代。会社は辞めてもらって結構だと思います。
5. 反日がなにか?日本が嫌いなのは歴史と安倍首相だけ。
韓国人って日本のこと嫌いなのになんで来るの?と思われる方も多いかもしれません。
私もそう思う部分もありますが、嫌いなら嫌いでいいでしょう。本当に嫌いなら来なければいいだけです。
それでも韓国人が日本に来るのは、本当は日本のことが大好きだからです。
日本食は韓国ソウルでも大人気ですし、アニメやお菓子、日本の観光地に行ったら韓国人をよく見かけますよね。日本の文化も好きなんですよ。
ただ嫌いなのは1900年代に起きた戦争や歴史の問題で、それ以外に歴史を変えようと報道されている代表格として安倍首相のことが大嫌いです。
そういった歴史や戦争に関連する企業には向かないかもしれませんが、それに関連する企業はどれくらいありますでしょうか?
反日なんてビジネスにおいて関係ない部分です。日本語が話せて、良い取引をしてくれる日本企業に勤めてる韓国人が営業に来たら、断りますか?韓国企業が営業に来たら、海外企業との取引は大丈夫かな〜と思うかもしれませんが、日本企業に勤めてる韓国人でしたら、◯◯人とか関係ありませんよね。
韓国人の特性も知っておこう。
働くにあたって、日本人でもいろんな人がいるように、韓国でもいろんな性格の人がいます。
一概にどんな人物かなんて言えるものじゃないのですが、育った環境が似ていると、似た性格になることはあるかと思います。
そんなことをまとめた日本人と韓国人の違いというブログもお読みください。
まず◯◯人だからあーだこーだ言うのは嫌いです。 日本人でも日本人らしくないって言われる人がいるように、一人一人違いがありますし、私自身が一括りにされたくないという思いがあるからで…
これからの時代、優秀な人材を集めるためには日本人だけじゃなく世界の方々を見て、企業にあった、自分にあった道を見つけていくことが必要だと思います。