【フリーハグってなんですか?】韓国でフリーハグに参加した韓国人・日本人に意味や想いを聞いてきました。
- 公開日 : 2019年12月23日
アンニョンハセヨ!
日本と韓国を往復しているハングルノート加藤(@hangulnote)です。
皆様はフリーハグについてどんなイメージを持っていますか?
私は、2011年に桑原功一さん(@freehugs4peace)が韓国で行なったフリーハグを見て、「Free・Hugs(フリーハグズ)」の存在を知りました。
見た瞬間、感動もしました!
ですが、その反面疑問も出てきました。
よくツイッターとかでも見かける、
フリーハグってなんの意味があるの?
フリーハグをやるなら他のことした方がいんじゃない?
フリーハグって気持ち悪い。
などの意見。。。
私もどのような意味や意図・想いがあるのか、知りたくなり、ずっと興味を持っていました。
そして今回、縁があり韓国・新村(シンチョン)で毎週行なっているフリーハグに、撮影として参加し、主催者である檜垣祐太郎さん(@shootwings88)や参加者の想いを聞いてきました。
フリーハグって何をしてるのか疑問に持たれている方に想いが伝われば幸いです^^
フリーハグ(Free・Hugs フリーハグズ)とは?
まず、そもそもフリーハグって何?と検索したら、2001年頃にアメリカでジェイソンハンター(Jason Hunter)という方が始めた活動と紹介されているサイトがたくさん見つかるし、ウィキペディア大先生でもそのように紹介されているのですが、現地アメリカでどのように紹介されているのか調べてみたのですが、アメリカのグーグルで検索しても一切情報が出てこない。。。
その代わりでてくるのがフアンマン?ホアンマン?(Juan Mann)という方が2006年に現在の形のフリーハグを行なってYouTube等で大変話題となり広まったという内容。
ウィキペディア大先生の多言語で確認しましたが、2001年のジェイソンハンターという名前が書いてあるのは日本版のウィキペディアだけ。。。ㅋㅋㅋ
よく「海外の方はこう言っている・・・」という日本語の情報が本当に正しいのか疑いたくなることがあるのですが、この情報もちょっとよくわからないですね。ㅋㅋㅋ
ハグは愛情表現!ただ日本ではハグの文化がないので・・・
とにかく、フリーハグは2000年代から、YouTube等で世界中に拡散されていった活動です。
拡散のきっかけともなっているJuan Mannの動画は7800万回(2019年12月時点)も再生されています。
日本でも世界で話題になってからフリーハグ活動が盛んになってきたそうですが、私はやっぱりハグすることが普段からなく、友人や家族にもしない行動なので、フリーハグややろうとは思い立ちません。
なのでツイッターなのでは、フリーハグに対する否定的な意見をする日本の方が多いのかなと思ったりもしますが、2014年頃に流行ったアイスバケツチャレンジ(筋萎縮性側索硬化症の研究などを支援・寄付するための運動)など、いつも批判的な意見は出てきますので、そこを気にする必要はないのかなと思ったりします。
それよりも大事なのは想いだと思います。
何に対しても想い・熱量がこもっている活動は人を動かすと思っています。
フリーハグや、アイスバケツチャレンジなどをやらなくても、その活動をみて自分の行動を起こすことが大切だと思ってますので、フリーハグがどのような想い・考えで行われているのか、
実際にフリーハグをみて、実際に参加者の意見を聞いてみたいと思っていってきました。
韓国・新村(シンチョン)で行なっているフリーハグに参加
たまたま、韓国にいく日の午後から、ソウルの新村(シンチョン)でフリーハグを行うという情報をツイッターで拝見し、いい機会だと思い主催者の檜垣祐太郎さんにDMを送り参加させていただくことになりました。
急な参加でもあったので、フリーハグはせず、スマホで撮影するカメラマンとして参加。
新村に着くと、急な参加で事前準備や顔合わせなどしていないにも関わらず、皆さん笑顔で迎え入れてくれました。
人が多いと思ったのですが、毎週、日曜日にソウルの新村でフリーハグを行う活動をしている中で、今回が一番多い参加者で、
さらに、参加者の最高齢は80歳、日本人以外にも、韓国人やアメリカ人も参加し、年齢、性別、国籍をも超えてのフリーハグを拝見することができました。
※写真は最後まで残られた方々で、途中で帰られた方もおり、実際にはもっと多かったです。
実際にフリーハグを始めると、通り過ぎていく方が多く、やはり現実は厳しんだなと思いました。
撮影中、掲げている内容を見てちょっと見えてくるものがありました。
韓国で日本人がフリーハグを行なっているので、てっきり日韓友好をみんなで掲げているのかと思っておりましたが、
平和を願う人も多かったのです。
フリーハグという活動がどのような活動なのか垣間見えた瞬間でした。
思いは人それぞれ。
この活動の最後にみんなが集まってそれぞれの思いを聞ける機会があったので、それにも参加しみんなの想いを聞いて感動しました。
フリーハグに参加した韓国人や日本人、アメリカ人の想いとは?
参加したみんながフリーハグをどう捉えていたかというと、
・日韓友好を願うフリーハグ
・平和になろうというプラスの活動
・共有する時間
・胸が温かくなる活動
・平和のデモ
etc…
フリーハグに対する想いは十人十色だったのです。
フリーハグという共通の行動でも、想いや考えは人それぞれで、フリーハグ活動を一括りにするのは難しいと感じました。
それぞれ日本人も韓国人もアメリカ人も自分たちの考えや想いがあり、その想いを行動にうつした形のひとつがフリーハグということだったのです。
そして私が見て、みんなの意見を聞いて感じた想いがこちらです。
フリーハグが全てではないし、ゴールではない。
ただ、フリーハグを通して自分の想いや考えを実現している・実現しようとしている。
私たち一般の方々が普段からしていることと変わりはない。
自分の夢や目標、何かしたいと思ったことを実際に行動にうつす大切さを私は学びました。
その想いをみんなに伝えたくて、今回撮影したフリーハグの模様をみんなの言葉を借りて作成しました。
フリーハグのまとめ
いかがでしたでしょうか?
一言、フリーハグと言っても、それぞれの考えがあり、それぞれの想いがある。
なのにバラバラの活動とも思えない、共通の行動。
そこにフリーハグの面白さを知りました。
私はやはり、ハグという所に引っかかってしまってその行動を起こすことはないかもしれませんが、フリーハグをしている方と気持ちは同じです。
私は日韓関係に思うところがあり、日韓友好を願い自分なりの行動をしていこうと思っています。
このブログもその活動の一つです。
少しでも日本と韓国がより良い方向に向かうことができるよう行動していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでいただいた皆様が、それぞれの夢や目標に一歩でも近くことができることを私も願ってます。
一緒に頑張りましょう!